フライパンと皿を一枚に。直火から食卓までを一気通貫する「中サイズ」
TAKIBISM フライパンディッシュ(中)は、直火で調理して火から下ろしたらそのまま皿として使える、鉄製の2WAYディッシュです。盛り替えが要らないから道具が減り、焚き火やコンロまわりもシンプルにまとまります。直径は約22.5〜23cm、重量は約525g。大きすぎず小さすぎない「ちょうどいい」サイズ感で、発売当初から売れ続けてきたロングセラーです。
皿としてはワンプレートの盛り付けに。冷たい前菜やデザートは、ディッシュを冷蔵庫で冷やしてから盛り付けると温度感を生かせます。調理道具と食器を兼ねる発想が、焚き火の時間をすっきり整えてくれます。
持ち手がない理由=スタッキングと熱源対応の自由度
このディッシュには固定の持ち手がありません。あえて持ち手を付けないことで、次のような利点が生まれます。
- 複数枚をフラットにスタッキングでき、携行しやすい
- オーブン/グリル/トースターにそのまま入れられる(持ち手が邪魔にならない)
- 直火や五徳上での向き・当て方の自由度が高い
持ち手は必要なときだけ外付けの道具で補います。固定式ではないため、火元での取り回しがしやすく、収納時は完全にフラットになります。
火にかける/外す持ち方は2通り(どちらも「爪で縁を引っかける」道具)
1. 火吹き棒「ブレス トゥ ファイヤー」+ディッシュジョイント
火吹き棒の先端を「ディッシュジョイント」または「ディッシュジョイント ショート」に付け替え、爪でディッシュ縁を引っかけて持ち上げます。装着・固定する道具ではなく、縁を掴んで運ぶためのアタッチメントです。
2. 単体の「ディッシュハンドル」
メープル材の握りが付いた専用ハンドルで、同じく縁に爪を掛けて持ちます。火吹き棒には装着しない単体の道具で、小・中・大の3サイズすべてに対応します。
いずれも別売りです。場面に応じて使い分けると、火からの着脱がスムーズです。
焚き火での使い方のヒント
- ピザを焼くときは、はじめに五徳上で下から加熱し、仕上げはディッシュを五徳の下に滑り込ませて輻射熱でチーズと生地をととのえる方法が有効です。
- 焚き火へディッシュを少し傾けて入れ、回しながら熱を回すと、焼きムラを抑えやすく扱えます。
対応熱源は下表をご確認ください。IHは機種ごとの対応サイズをご確認ください。
中サイズの使いどころとサイズ選びの目安
- ソロ:ワンプレートごはんに最適。ステーキやハンバーグなどのメインも一枚で完結。
- 2人:ベーコンエッグなどのメインを調理してシェアしやすい。
- 家族:各人の取り皿としてちょうど良い直径。料理の取り分けにも。
- 冷凍ピザ:この中サイズに収まることを想定して設計されています。ラムステーキと付け合わせのような組み合わせにも使いやすい直径です。
TAKIBISMは瀬戸内の3社と組んで道具づくりを行っています。鉄は香川の槙塚鉄工所、ツールバッグは岡山の倉敷帆布、グローブは香川の大興製業。それぞれの専門性を生かし、焚き火をより深く楽しむための道具へ落とし込んでいます。
フライパン+ディッシュの2WAYがもたらす実用性
火にかける「フライパン」と、食卓に出す「皿(ディッシュ)」を一枚で兼用。熱源から外してそのままサーブできるため、盛り替えの手間と洗い物が減ります。皿として使うときは、冷蔵庫で事前に冷やしてから冷菜・デザートを盛る使い方もおすすめです。
作り手の姿勢と仕上げ(瀬戸内・槙塚鉄工所)
製造は香川県の槙塚鉄工所。創業40年以上、建築の階段や手すり、家具、焚き火道具まで手がける鉄工所です。フライパンディッシュは当初、鋼板をコークス炉で赤め、ハンマーで叩いて曲面を出す「鍛造」で成形していました(1枚につき4〜5回叩く工程)。現在はプレス成形に移行しつつも、手仕上げを残すことで表情と精度を整えています。そのため、1枚ごとに約5mmの寸法差や表面の質感の個体差が生まれます。
仕上げは油を塗って焼き付け、酸化被膜を形成。これが黒い艶となり、光の当たり方によって虹色のような色味が現れます。購入時点でシーズニング済みなので、油紙の包装を解いたらそのまま火にかけられます。
TAKIBISMという考え方
TAKIBISMは、アウトドアライフアドバイザー・寒川一と鉄作家・槇塚 登が、「自分たちに必要な道具」をつくるために立ち上げたブランドです。寒川一は、焚き火が好きな理由を「所有できないから」と語ります。炎には触れられず、薪はいずれ灰になる。太い薪ではなく細い枝で「小さな火」を大事にする。その価値観が、便利さだけを追わず、焚き火をより深く楽しむための道具づくりに結びついています。
お手入れと保管
- シーズニング済みですが、鉄である以上、完全に錆を防ぐことはできません。
- 洗うときは洗剤を使わず、熱い湯で汚れを浮かせ、たわしや木べらなどで落とします。
- 金たわし・研磨剤は使用不可(被膜が落ちます)。刃物を当てないでください。
- 水気をよく拭き取り、乾燥させたのち、食用油を薄くキッチンペーパーでなじませて保管します。
- 定期的なシーズニングで、錆の発生と焦げ付きを抑えやすくなります。
- 取扱説明書が付属します。初回使用前・長期保管前に一読ください。
人数別の使い方イメージ
対応熱源
| 直火 | ○ |
|---|---|
| ガス | ○ |
| IH | ○(使用機種の対応サイズを要確認) |
| オーブン | ○ |
| グリル | ○ |
| 電子レンジ | × |
スペック
| サイズ(外径) | 約22.5〜23cm(手仕上げのため個体差あり) |
|---|---|
| 重量 | 約525g |
| 素材 | 鉄 |
| 仕上げ | 油焼き付けによる酸化被膜(黒艶。光の当たり方で虹色の色味が出る場合あり) |
| 個体差 | 手仕上げ工程により、寸法に約5mm程度の差や表面の風合いの違いが生じます |
| 同梱物 | フライパンディッシュ(中)×1、取扱説明書 |
| 対応アクセサリー(別売) | ディッシュハンドル(小・中・大対応)/ブレス トゥ ファイヤー+ディッシュジョイント(またはショート) |
| 生産国 | 日本(香川県・槙塚鉄工所) |
| 備考 | 購入時シーズニング済み。油紙包装を解いてそのまま使用開始可能。 |
【在庫について】
店頭とECで在庫を共有しているため、ご注文後に在庫切れとなる場合がございます。その際は速やかにご連絡いたします。何卒ご了承ください。
