Spec
重量:358g
本体素材:Dyneema 2.92 Oz.CT5K.18/wov.32c
サイドポケット:Ultra Grid
フロントポケット:Ultra Mesh
容量:本体20L 、ポケット15L(合計35L)
本製品は、Dyneema®コンポジットファブリックを採用したフレームレス構造のバックパックです。フレームを省いた設計と、必要最小限の要素で構成されたつくりは、UL(ウルトラライト)黎明期から続くオーソドックスなスタイルに位置づけられます。一気室構造、フロントのメッシュポケット、大型のサイドポケットといった軽量化を意識した装備構成を備え、荷物を徹底的に絞り込んだ行動に適しています。
30Lモデルと同様、構造そのものは非常にシンプルでありながら、背負い心地は細かなディテールによって左右されます。重心はやや高めに設計されており、荷重は背中上部から肩にかけて集まる傾向があります。ショルダーストラップにはS字カーブが施されており、身体に自然に沿いやすく、荷重の分散に寄与します。ヒップベルト(オプション)は荷重を支えるものではなく、揺れを抑える目的で用いる設計です。
20Lモデルの容量は本体20Lに加え、ポケット類を含めて約35L。軽量性を最大限に重視した構成で、トップ部分はサイドのストラップで抑える仕様となっており、荷物が少ないときでも収まりの良さが確保されています。パックの幅もコンパクトに設計されており、荷物が上方向に伸びやすいため、重心の高さには注意が必要です。揺れを防ぐためにヒップベルトの使用が現実的な選択肢となります。
防水性と耐久性に優れたDyneema®コンポジットファブリックを使用し、内側にはTNTシームテープ加工が施されています。完全防水を保証するものではありませんが、雨天の山行でも十分に対応可能な防水性を備えています。
フレームレス構造の特性上、荷重は主に肩から体幹にかけて支える構造となっており、装備の軽量化と安定したパッキングが前提となります。重量のある装備では身体への負担が増すため、装備の選択とパッキングにはある程度の工夫が必要です。
軽量装備で行動することで、重力方向への負荷を抑えつつ、エネルギーを前進のために効率よく使えるようになります。その結果、比較的速いペースでの行動や、長時間の移動も可能となります。
春から秋にかけての気候が安定した時期、装備をより軽く抑えることができる1泊2日程度の山行から、無雪期の長期縦走に至るまで、幅広い用途に対応できる容量と構造を備えたバックパックです。
FEATURED
・Dyneema素材を採用
・本体20L+ポケット15L
・3Dメッシュを配した快適なS字ストラップ
・背面長:Sサイズ 43cm~47cm
・大容量サイドポケット(1L SMART WATERボトル2本を収納可能)
・TNTシームテープ加工済みで防水性に優れる
・アメリカ製
【在庫について】
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