究極の一人旅クッカー
調理性と収納性の高さにこだわり、あらゆる状況とアイデアに対応できる懐の深い調理道具が完成しました。
万能すぎる深なべ
煮る、炊く、茹でる。あらゆる調理が可能な深なべ。丸みのある長方形は、ソロキャンプでの万能性を追求した究極のフォルムです。
万能すぎるフライパン
フライパンは焼く、炒めるだけでなく、汁気の多いものも調理できるように深めに設計しています。料理のバリエーションが広がります。
レトルト食品も得意です
一人分のレトルト袋や袋麺などを無理なく湯煎や調理ができるサイズ感にこだわっています。
焚火台と同時開発
NINJA Firestand Soloと同時に開発したTRAILPOT。安定感が高くスペース効率も良いので焚き火料理も安心して楽しめます。
高い収納性
ナベ=ギアコンテナという発想
移動時の収納性にも徹底的にこだわり、あらゆる調理道具を想定して寸法を決めました。110サイズのガスカートリッジはもちろん、フライパンを蓋にすれば250缶サイズも収納可能。まさにギアコンテナです。
シンデレラフィットの快感
自分だけのキッチンセットを作るのもTRAILPOTの楽しみ方のひとつ。まずは自分の愛用品を入れてみてください。シンデレラフィットに驚くはずです。
旅の相棒
スクエアフォルムはバックパックへの収まりも良く、ハイキングや自転車などの人力旅に適しています。
キャンプ道具と喧嘩しない
他のキャンプ道具との相性も良く、ケースにもきっちり収まります。車中泊やソロキャンプにもオススメです。
こだわり過ぎた設計
安定、安心、安全
安定感のあるフォルムは焚き火でもバーナーでも安心して使えます。バタフライ型のハンドルは約13cmの長さがあり、手に熱が伝わりにくい設計です。
手抜きも手入れもイージーに
フライパンの底面にはリブ加工を施し、焦げ付き防止と強度アップを両立しています。フライパンと深なべは、手入れの簡単なフッ素樹脂コーティングを施しています。
お米も美味しく
深なべの容量は実用1L(満水1.2L)で目盛りは200ml刻みで1000mlまで表示。お米は2合まで炊飯でき、炊飯用の水加減の目盛も刻んでいます。
ただのフタではありません
フタのつまみはグローブを装着した状態やトングでもつまめるよう長めに設計しています。フタはお皿としても使えるように縁を約15mm立ち上げています。
袋も主役に
収納袋は自立するので出し入れもストレスフリー。調理時には食材や調味料、カトラリー置き場として活用できます。保護性を考えたクッション素材を使用しています。
最小の素材で最大の効果を
素材は1mm厚のアルミを使用。強度と耐久性を持たせながら、可能な限り無駄を削ぎ落とした設計により、3点セットで440gという軽量さを実現しました。
DESIGNER'S VOICE
スタッフのひとことが私のデザイナー魂に火をつけました。彼の家には100個以上のクッカーが並び、自他ともに認めるギアオタク。彼を感服させたいと思って開発を始めたのがこのプロジェクトです。
まずは丸型か角型か?容量は?深さは?ハンドルは?といった基本的要素を幅広く検討しました。こういったデザインの初期作業はいつも本当に楽しくてワクワクします。それからデザインの焦点を絞っていきます。ミシンに代わってボール盤を操作し、生地の代わりにアルミ板を加工する日々が続き、アトリエはすっかり町工場のようになりました。スタッフと議論を交わすうちに角形クッカーに落ち着きました。「気持ちの良いシンデレラフィット」と「コンビニで手に入る食材を美味しく調理したい」というコンセプトが決まってからは、設計もサクサク進み2020年には形が出来上がっていました。
発売まで時間がかかったのは、工場探しと量産化の難しさです。私たちの求めるクオリティになるまでに多くの時間がかかりました。バックパックの工場とは勝手が違い、さらにパンデミックが行く手を阻みました。製品化されるまでに、工場を変えて、その度に金型を起こしては無駄にしました。時間も初期投資も開発費も工数も最もかかった商品になりました。
この間に世の中ではソロキャンプが注目を集め、メスティンが流行り、そしてブームも下火になり、商売的にはすっかり最後尾スタートになってしまいました。でもこんなに使いやすくて普遍的なデザインが生まれたのだから、気にしません。2019年に始めてから、今やっと発売までこぎつけました。ぜひシンデレラフィット好きなギアオタクの皆さんに使ってもらいたいです。