RIDGE MOUNTAIN GEAR Merino Basic Tee Short Sleeve


$104.00 USD
- ポイント

15,000円以上のお買い物で送料無料


カラー
サイズ

International Shipping from Japan

International orders and international shipping are available. Orders will be shipped from Osaka by EMS. Shipping cost will be calculated at checkout.



 

Spec

素材 : ウール 100%(メリノウール)
Heather Charcoal = 145g/㎡ 
その他 = 156g/㎡ 
サイズ : S、M、L、XL(Men)S、M、L(Women)
重量 : Men / M 約128g(Heather Charcoal)※色により若干の差が生じます。
生産国 : 日本
生産者 : 青森県つがる市 株式会社東京ピオ青森ファクトリー

Material

この製品はニュージーランド産100%メリノウール天竺を使用しています。

メリノウール素材の特徴としては主に「高い保温性」「通気性の良さ」「調湿性」「高い防臭力(抗菌性)」「耐熱性」「UVカット」などが挙げられます。
RIDGE MOUNTAIN GEARが使用しているメリノウール天竺を生産しているREDA社は、イタリアで創業150年を越える老舗ウール生地メーカーです。

ニュージーランドにあるREDA社の広大な自社牧場で羊たちはのびのびと育てられています。

その羊の原毛をイタリアの自社工場で丁寧に原毛から糸、糸から生地へと編み立てています。

メリノウールは天然繊維です。防縮加工がされていたとしてもやはり若干の生地収縮が発生してしまいます。
これはどうしても仕方がないことで、同じく天然繊維のコットン製のTシャツやスウェットなどを購入して洗濯したら1サイズ以上縮んでしまった...という経験をされた方もいるかと思います。

天然繊維である以上、どうしても仕方がない洗濯による生地収縮ですが、今回このTシャツを作るにあたり、その収縮をなるべく最小限に済ませられる素材を使用したかったのです。

今回製品に使用するこのメリノウール天竺生地に辿り着くまでに3メーカーのメリノウール天竺生地でTシャツを試作しました。

そのどれもが「洗えるウール」とされている素材でしたが、実際にサンプルを作成し、着用と洗濯を繰り返してみると、そのどれもが1サイズからそれ以上の収縮や歪みが大きく出てしまい、自分の納得のいく素材ではありませんでした。

ウール製品の弱点の収縮や耐久性の低さを補うためにナイロンやポリエステル等の化学繊維を混ぜたメリノウール製品があります。確かに洗濯による収縮も少なく日頃の扱いやすさにおいては化繊混のメリットも十分あります。
しかし自分はナイロンが混ざったメリノウールのTシャツを長く着ていましたが、着ているうちにナイロンの劣化が目立ち最後まで気持ち良く着られなかったという経験がありました。防臭性や保温性もやはりメリノウール100%の製品には敵わないと感じています。何より100%メリノウールであるという「雰囲気」が自分はとても好きなのです。化繊混のメリノウール生地を否定している訳ではありません。

この製品にはウール本来の高機能(保温性、通気性、耐熱性、抗菌性、UVカット)に加えてREDA社の150年以上の経験と知識と技術を駆使したハイパフォーマンス素材、「REDA ACTIVE」を使用しています。サンプルを作成し半年間ほど着用と洗濯を繰り返しましたが、それまで試した生地の中で一番気持ち良く着られました。

特徴

1. 毛羽が少なくソフトな風合い

メリノウールは生地の元になっている糸の繊維の細さ(繊度)により様々なグレードに分類され、その繊度はμm(マイクロメートル)で表記されます。
今回Merino Basic Teeには 「Super 120’s」と表記される17.5μm(マイクロメートル)の非常に繊細な糸を使用し、ウール特有の「チクチク感」が極めて少ないソフトな風合いに仕上がっています。

2.ニュージーランドメリノを使用

ニュージーランド産のメリノウールを使用しているということは「ノンミュールジングウール」である証です。「ミュールジング」とは、羊へのウジ虫の寄生を防ぐために子羊のうちに臀部の皮膚と肉を切り取ることを言います。

なるべく多くの羊毛を採取するために品種改良されたメリノ種は皮膚面積が広く皮膚に深いシワがあるため、臀部や陰部のシワに糞尿が溜まりやすく、ウジ虫が繁殖しやすいのです。そうなると最悪の場合、ウジ虫に皮膚や肉を食べられ死に至るケースもあります。
それを防ぐ手段が「ミュールジング」ですが、無麻酔でかつ傷痕の治療も行われない場合もあります。

ニュージーランドではそんな残酷なミュールジングを2018年10月より禁止しました。ニュージーランドメリノを使用することは動物愛護に適したウール原料を使用することでもあるのです。

3.100%メリノウールでありながら洗濯可能。

数工程にわたる防縮加工が施され、洗濯後の生地収縮を極力防いでいます。
それでも天然繊維である以上、どうしてもある程度の収縮や斜行は発生いたします。より長く製品を使用していただく為に下記ケア方法を参考にしてください。

・洗濯はウール用洗剤をご使用ください。
・製品を裏返し洗濯用ネットに入れ、単体で洗濯してください。
・水温は40℃までを限度とし、熱湯での洗濯は避けてください。
・洗濯は強い水流を避け手洗いもしくは洗濯機ご使用の場合は「ドライコース」や「弱水流コース」で行ってください。
・タンブラー乾燥は絶対に避けてください。
・脱水後は形を整えて陰干しをお勧めいたします。
・長い期間着用しない場合はしっかりと汚れを落とした状態で防虫剤と一緒に保管してください。

洗濯後の斜行に関して

上記でMerino Basic Teeに使用されているメリノウール天竺のメリットを述べましたが、デメリットもあります。そのひとつが「斜行(しゃこう)」です。

この製品の生地は60番手の単糸が使用されています。フワフワの羊毛を撚って糸に加工し、その糸を生地に編み上げています。

洗濯をすると、その撚られた糸の繊維が膨潤して撚りと逆方向に戻ろうする性質があり。そこから多少の捻れが生じます。その結果、洗濯前は直線だった脇線や袖下線が前後に捻れて前後に降ることがあります。これが「斜行」です。

上の画像は洗濯乾燥後の製品の脇部分です。洗濯前は直線に降りていた脇線が洗濯後に赤点線のように若干前側に振っています。

天然繊維で単糸を使用していることからこの斜行はどうしても起こってしまいますが、洗濯脱水後になるべく元の形に整えてから干すことにより最小限に抑えられます。

この斜行の影響により洗濯乾燥後に衿や袖口や裾の折り返して縫製されている箇所が画像赤線のように歪みが生じる場合があります。

気になる場合は150℃(中温)を限度とし、スチームアイロンで軽く抑えれば綺麗に元通りになります。
※アイロンをかける際は必ずアイロン台を使用して下さい。

保水時の生地の凹凸

水、汗などで生地が保水した場合、生地表面に保水した箇所とそうでない箇所とで凹凸ができます。

上画像「凹」で表しましたが保水した箇所が一時的に少しだけ縮み、へこんだ様な表情になりますが、乾燥すると綺麗に元どおりになります。

Introduction

メリノウール との出会い。

やっぱり100%メリノウールのTシャツが作りたかった。

昨今ではアウトドア製品にとどまらず日常着にも使用されることが多くなったメリノウールですが、僕自身がメリノウール製品の良さを知ったのは2015年の夏の終わりに北アルプスを7日間かけて縦走したときでした。

その縦走には特殊な防臭加工が施された100%ポリエステルのTシャツとメリノウール製のTシャツを持って行き、1日毎に順番に着比べましたが100%メリノウールのTシャツの方が断然に気持ち良かったのです。

メリノウールの良さをとくに実感できたのが防臭力と高い保温性でした。100%ポリエステルのTシャツは2日目くらいから臭いが気になり始め、停滞時の汗冷えもありましたがメリノウールのTシャツはそれを殆ど感じませんでした。その時から連泊で山に出かける際には必ずメリノウールのTシャツを着るようになりました。

2017年秋にジョン・ミューア・トレイルを14日間約340km程歩いたときはメリノウールを持っていきました。2着をローテーションで着まわしながら、時には川で洗濯をしつつ着用していましたが、終始快適に過ごせたことを憶えています。
とくに1日中歩いてテントを設営してから寝巻きとなるメリノウール製のベースレイヤーに着替えた時の爽快感や安心感は格別でした。

Design

製品名に「Basic」とある通りシンプルなボックス型のデザインで山から街まで分け隔てなく着続けていただけます。

首元の仕様は耐久性の高い共布バインダー始末にし、衿元が伸びてしまうのを防いでいます。

肩線、袖付け線、脇線を全てフラットシーマー処理をしているのも特徴です。

「フラットシーマー」とは特殊なミシンを使用して上イラストのように生地を合わせて縫い上げる仕様です。

実際にMerino Basic Teeを縫製していただいている工場さんでフラットシーマーミシンを使用して縫い上げている画像です。

その名の通り生地の接ぎ目がとてもフラットに仕上がり、肌にかかるストレスを極力軽減してくれます。接ぎ目も丈夫に仕上がるためにスポーツウェアやベビーウェアなどにもよく用いられる製法です。

左袖口にロゴがプリントされています。

裾にはブランドネームタグが縫い付けられています。RIDGE MOUNTAIN GEARのメリノウール製品にはホワイトネームタグを使用しています。(2022年販売分よりネームデザインを変更しています)

Color

Heather Charcoal

Coral Red

Azure Blue

White Cream

Moss Grey

Size Chart

この製品は男性用サイズ(Men)と女性用サイズ(Women)があります。ご注意ください。

全体的なシルエットは男性用サイズ(Men)と女性用サイズ(Women)共に大きな違いはありませんが、女性用サイズ(Women)は着丈、肩幅など、より女性の体型に合わせたシルエットとなっています。

詳しくは下部のサイズ表をご確認ください。

上記数字はcm表記です。

※計測箇所により多少の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。
※洗濯により若干の縮みが生じます。予めご了承ください。

Size Guide 【Men】

Size Guide 【Women】

Size Guide 【Women】

Collaborateur

Collaborateurではその製品を生産してくださる方たちを紹介しています。

株式会社東京PiO 青森ファクトリーさん。

株式会社東京PiO 青森ファクトリーさんは青森県津軽市にあります。
工場を訪れた10月。とても暖かく穏やかな日でした。送迎していただいた工場の担当者さんは「めったに無いいい日だ」と仰っていました。
青森空港から工場までの道中。青森県の象徴的な「岩木山」がクッキリと見えていました。そんなことも珍しいようでした。それと真っ赤なリンゴが生い茂ったリンゴ畑もとても象徴的で帰りには沢山の大きなリンゴをお土産にもらって帰りました。

ここ青森ファクトリーさんはカットソーをメインに縫製されている工場さんですがその他布帛の製品も一部縫製しています。

それでもやはりカットソーの扱いに長けています。
上記画像は生地の裁断前の作業の様子です。長い生地を裁断しやすいように何層にもミルフィーユ生地のように重ねています。
この生地は極薄なガーゼの天竺生地でした。少し引っ張っただけで生地が伸びてしまいます。そんな取り扱い困難な生地をなるべく同じテンションで均等に並べて裁断していきます。見ていて頭が痛くなってしまいました...

カットソーを縫製する為の様々な特殊ミシンが多く設置されているのが特に印象的でした。

写真はフラットシームという特殊な縫製ができる「フラットシーマーミシン」。簡単にいうと接ぎ目に縫い代のゴロつきが出来ず名の通りフラットに仕上がります。

縫い代のゴロつきが無いので肌に対してストレスが少なくアンダーウェアやベビーウェアにもよく採用される縫い方。しかしこのフラットシーマーは通常の本縫いよりもとても時間がかかる。2倍〜3倍程余計に時間がかかってしまいます。でも僕はこのフラットシーマーが大好きでRIDGE MOUNTAIN GEARのカット素材の製品には採用している縫い方です。

上記画像は実際にこの製品『Merino Basic Tee Long Sleeve』を縫製している画像です。
両側から生地を合わせるようにして細いミシンのアームに乗っけて合わせて縫い上げます。特にこの生地は薄くしなやですので「とても縫いづらい...」との事でした。それでも丁寧に時間をかけて縫製いただいています。

どこのカットソー工場さんでもこのフラットシームという縫い方が出来る訳ではありません。
このミシンを所持していない工場さんも多いですし実際にミシンを操るにも技術が必要です。「職人が抜けてしまって今はフラットシーマーが動かせない」という話も聞くことがあります。

株式会社東京ピオさんは、1971年に墨田区で、縫製から納品までを2人で行っていた小さな会社として創業しました。その後は徐々に受注も増え、昭和から平成にかけ大手アパレルや百貨店の製品を製造を多く生産してきましたが、時代の変化とともに安く作られる海外製品が多くなっていくなかで、純日本製製品を造り上げる誇りと、蓄積された技術力と自信を持ちクオリティの高さを、今も尚研究し続けてます。

国内にある自社縫製工場の拠点でもある、ピオ青森ファクトリーについては、1999年に青森県木造町からの奨励誘致を受けて、地元の産業と雇用を活性化させる目的で操業開始いたしました。

取り扱うブランドイメージや製品へのこだわりポイントを自分たちなりに紐解き、どんな上がり具合を望んでいるのか?ファーストサンプル等を提出して行きながら、摺り合わせをおこない顧客満足を意識しながら生産していきます。

また、お客様に選んで頂いた素材生地にマッチした延反、裁断、縫製、仕上げをすることで生地に無理がかからず、綺麗な仕上がりになります。月並みですが、生地と商品に愛情をもって作っています。見えないところまで、細やかな気配りをします。

純日本製のカット&ソーのモノ造りとして工場の知名度、また各アパレルブランドに日本製の良さを発信して行ければと考えてます。東北のカットソー工場といえば、ピオグループ(角田工場、青森ファクトリー)有り、と日々精進向上していきたいと考えてます。

株式会社東京ピオ 青森ファクトリー
〒038-3164
青森県つがる市木造柴田弥生田1-12
https://www.tokyopio.co.jp/index.html

Attention

当製品のケアは下記を注意していただきますと長くご使用いただけます。

・洗濯はウール用洗剤をご使用ください。
・製品を裏返し洗濯用ネットに入れ、単体で洗濯してください。
・水温は40℃までを限度とし、熱湯での洗濯は避けてください。
・洗濯は強い水流を避け手洗いもしくは洗濯機ご使用の場合は「ドライコース」や「弱水流コース」で行ってください。
・タンブラー乾燥は絶対に避けてください。
・脱水後は形を整えて陰干しをお勧めいたします。
・長い期間着用しない場合はしっかりと汚れを落とした状態で防虫剤と一緒に保管してください。

【在庫について】

店頭とECで在庫を共有しているため、ご注文後に在庫切れとなる場合がございます。その際は速やかにご連絡いたします。何卒ご了承ください。

Customer Reviews

Based on 10 reviews
90%
(9)
0%
(0)
10%
(1)
0%
(0)
0%
(0)
O
OSAMU NAKAJIMA
縦走長期のため

YouTubeチャンネルを観て、臭いが付きにくいと知って、購入しました。期待して南アルプス縦走に持って行こうと思っています。今、テストで着ていますが、着心地はメリノウールだけあってソフトです。チクチクすることは無いです。

惠子 江口
merino basic teeshort sleeve

肌触りがさらさらしていて最高に気持ちいい

泰広 松尾
思っていた程では無かった

早速。今日八方尾根で使ってみました。速乾性はかなり良かったが、グレーの色は汗💦を吸収した部分が濃くなってしまう、しょうがないか。
他社商品の2〜3倍のお金を払って買う価値があるのかなぁ

小百合 梅木
とても良い

ショップの対応は迅速で丁寧でした。
Tシャツは生地が軽くて柔らかく通気性がよく快適に着られます。色が増えると良いですね。

晶規 瀬戸
Merino Basic Tee Short Sleeve

今まで着用したメリノウールの着心地とは別物でした。どちらかと言うとツルっとした手触りが化繊のような感覚で、肌離れも良くサラサラした感じの着心地の良いTシャツでした。