Spec
素材 : 綿60% 麻40%
サイズ : 約35cm×75cm
重量 : 約73g
生産国 : 日本
生産者 : 愛媛県今治市 工房織座
Introduction
綿60% 麻40%のフェイスタオルです。
タオルといえば綿100%の物が多いですが、麻を混ぜる事により耐久性と速乾性が増しています。
麻の混率を増やせば耐久性、速乾性も上がるのですがその分、吸水性が損なわれ質感もシャリ感が増し硬くなり吸水時の「べちゃつき」が増してしまいます。
吸水性、耐久性、速乾性のバランスを考え綿60% 麻40%の混率に落ち着きました。
商品名にもなっているワッフル織は吸水性にすぐれ、糸が抜けにくく、乾きやすいのも特徴です。
ハイキングでの使用はもちろんですが下山後の温泉や銭湯やサウナでもお使いください。
普段使いも勿論、旅のお供にお使いください。
使い始めは麻特有のシャリ感がありますが使えば使うほどにしなやかさが生まれてきます。
経年変化をお楽しみください。
裏面の中央にはループ状の織りネームをつけていますのでカラビナ等でバックパックに引っ掛ける事も可能です。
『Waffle Towel』のパッケージは素材に高密度ポリエチレンを使用し、ある程度の使用にも耐えうる様な厚みで作りました。袋の口もジップ付きですのでタオルを取り出した後も小物入れとしてご使用いただくことが出来ます。
Story
僕は以前までハイキング用のタオルは化繊のマイクロファイバーのタオルを使用してきました。マイクロファイバーのタオルは高い吸水性と速乾性があり、軽量なので少しでも荷物を軽くしたいときなど大変重宝します。が、幾度か使用してる時に僕は肌にかゆみを感じました。
使用時に肌への「引っかかり感」を感じる事もありました。
マイクロファイバーは非常に細かい繊維で出来ています。という事は繊維の一本一本が細く尖っているのです。ですので赤ちゃんのデリケートな肌などにはあまりオススメ出来ないと思います。大人でも敏感肌な人はいます。僕は昔からそうでした。
マイクロファイバーを使用したインナーを着用すると肌との摩擦が多い腕部分はいつも痒くなり赤くなっていました。
僕は自分で使用したくなるタオルとはどんなものだろうと考えるうちに、そんなタオルを作ってみたくなりました。素材は化繊では無く天然の繊維を使用している。なるべく軽くて丈夫で吸水性に優れて、なにより毎日使いたくなる。そんなタオルでした。
タオルといえば今治です。
僕は幾つかの今治にあるタオルメーカーさんにコンタクトを取り、生産の条件を聞きましたがいずれも僕らの様な小さなメーカーがお願いできるロット数をはるかに超えていました。
僕らがもう少し成長するまでお預けなのかな…と諦めかけていたところ、その内のある一社様に小ロットで生産してくれるタオルメーカーがある。とご紹介いただきました...
そしてようやく辿り着いたのが今回RIDGE MOUNTAIN GEARとタオルを作っていただける事になった工房織座さんです。
Collaborateur
今治の山間に響きわたる100年前から変わらないシャトルの音 愛媛県今治市の山間にある玉川町鬼原。
工房織座さんは愛媛県今治市の蒼社川という川のほとり、田んぼに囲まれた小さな集落にあります。その自然豊かな土地で、今治の綿織物の歴史を継承しつつ、思いついた新しい織りや形のアイデ アを可能にするため、古くは100年前のシャトル織機を独自に改造し、暮らしに寄り添う織物を創り続けています。
「100年織機から生まれる特別な織物」
工房織座さんでは100年前の古い織機を使用しています。大量生産大量消費の時代、工房織座は逆行しているかのように源流へ。少しノスタルジックな感じがするのは、一昔前の機械を使い、人の手がたくさんかかっているからかもしれません。手織りに近い風合いを出せるスローな織機から生まれた織物は細々と手仕事を交えながら仕上げていきます。素材や織り方に合わせてやさしく洗い、繊維に負担のかからないように日陰で自然乾燥させています。
そんな希少価値のある唯一無二の織機で糸にストレスを掛ける事なく、やさしく、ゆっくりと手間と時間を掛けて一枚のタオルが織られているので非常に柔らかな質感で出来上がります。