必要最低限の容量で必要最低限の機能やパーツで、ウルトラライトハイキングに出会った時にアイコン的だったギアの「サコッシュ」を作ってみたくなった。
以下デザイナーより
自分がウルトラライトハイキングに出会った2011年頃のギアの印象ってとても簡素化されていてプロダクトとしてはどこか不完全というか完成しきっていないというか「こんなので良いんだ」という印象が結構強かった。けれどそこがとても魅力的だった。ペラペラのシルナイロンやキューベンファイバーやタイベックで皆色々なギアを作っていました。そんな時の事を思い出してその様なギアを作ってみたくなった。必要最低限の容量で必要最低限の機能やパーツで。そして自分がウルトラライトハイキングに出会った時にアイコン的だったギアの「サコッシュ」を。
使用する素材は「2.92 oz Dyneema® Composite Fabric Hybrid CT5K.18/wov.32c」
特に好きな素材の一つ。使い始めはとても張りの有る生地ですが使っていくうちに折り皺が付きしなやかになっていくのも特徴です。(素材の特性上、ご購入時から折りシワが入っております)
軽量かつ丈夫なこの素材は化学繊維ながら皮革やデニムなどの様に経年変化を楽しめる素材だと思います。
素材 : 2.92 oz Dyneema® Composite Fabric Hybrid CT5K.18/wov.32c
表面 : 50デニールのポリエステル
裏面 : 1.43 oz/yd 2 のDyneema® Composite Fabrics
サイズ : サイズ : 縦約22cm×横約27cm×底部のマチ約5cm
重量 : 約56g
生産国 : 日本
生産者 : 神奈川県逗子市 RIDGE MOUNTAIN GEAR
スタッフ使用レビュー
サコッシュって便利ですよね。シンプルで軽くて適当にモノを突っ込んで。サイズもちょうど良いのでストレスなく使っています。
DCFって不思議な素材で、ただ使い古された感じとは違う、ある種の美しさを感じる変化をします。化学繊維にそんな感情を抱くことって少ないと思うんですが。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のような現象なんでしょうか?わかりません。
ちなみに自転車レースで使われるサコッシュではなく、日本で広く浸透している「サコッシュ」誕生秘話は現在下記のページより確認できます。非常に興味深いですよ。