Enough Hat NT
Spec
素材 : 本体部分 ポリエステル100% 、汗止め部分 ポリエステル100%
サイズ : ワンサイズ
深さ 約17.5cm(平置き時)、ヒサシ長さ 約6cm、頭周り約 59cm(ゴムにより調整可能)
※製品の上がりサイズは±1cm程誤差がある場合がございます。予めご了承くださいませ。
実際に被っていただきますと多少広がります。
重量 : 約47g
生産国 : 日本
生産者 : 香川県観音寺市 株式会社島田
Material
この製品には4Wayストレッチ(縦、横方向にストレッチ)のCOOL DOTS®を使用しています。
COOL DOTS®は、小松マテーレ株式会社が開発した、無数の微細な空気孔を持つポリエステル100%でストレッチ性と通気性に優れた高機能素材です。
「通気性・撥水性」
特殊な無数の微細な孔(マイクロ孔)を開ける織り方により優れた通気性を実現しました。
着用時の透け感を抑えつつ高いシャツ内側からの優れた通気性を保持しています。
【通気性】
試験方法 : JIS-L-1096 A法(ブラジール法)→59.6
【撥水度】
試験方法 : JIS-L-1092 スプレー法→4級
撥水性を確認できる動画です。是非再生してみてください。
「ストレッチ性・軽量性・」
収縮率が異なる2種類の特殊ストレッチ糸を使用して360°全方向に対する高いストレッチ性を実現しています。104g/㎡と軽さは勿論ですが高い防シワ性を実現しています。バックパックのポケットなどに押し込んでくしゃくしゃなった状態でもすぐに形状を回復します。
【伸長回復率及び伸び率(%)】
試験方法 : JIS-L-1096 B-1法、B法 14.7N
伸び率→縦31.9、横16.6
伸長回復率→30秒後 縦74.9、横86.7
【防シワ性】
試験方法 : JIS-L-1059-1 モンサント法 5N
長さ方向→85
幅方向→78
防シワ率(%)
「速乾性・紫外線防止」
ハイキング時に重要となる濡れてもすぐ乾くといった速乾機能はもう当たり前となっていますが勿論この生地も兼ね備えています。それに加え紫外線防止機能も兼ね備えています。
【UV測定(%)】
試験方法 : JIS-L-1925
遮蔽率 測定波長 280mm-400mm→96.8
「耐久性」
生地が乾いた状態、湿った状態での摩擦試験。
【摩擦(級)】
試験方法 : JIS L 0849(II型)乾摩擦4-5級、湿摩擦4-5級(最大5級)
「環境配慮」
ストレッチ系の一部に植物由来の糸・ライクラT400®ファイバーを使用しています。
Design
夏場の高地の稜線歩き。気になっていた耳の日焼け。通常のキャップでは耳が丸出しになる為日焼けをカバーする事が出来ませんでした。
数日天気の良い稜線を歩くと耳の縁の日焼けが気になり毎回下山後にはペリペリと皮が剥けていました。
このHatの一番の特徴はブリムの形状に有ります。
通常のハットだとブリムは平均的に開いていますがこの『Enough Hat』は前、横、後ろ3箇所でブリムの開き具合を調整しています。
前側はまるでキャップのヒサシの様なカーブを描いた形状をしています。横は耳を覆うギリギリの開き具合。後も余り開きすぎず風の影響を受けない様短めに設定しています。
いくつかの被り方が出来るのも特徴です。
日差しが少なめの時や前方の視界を広く確保したい場合はブリムの前側を上げて。
ブリムの後ろ側を上げるとキャップの様な、チロリアンハットの様な雰囲気で被ることも出来ます。
汗止め部分にはCOOLMAX®ファブリックを使用しています。
鹿の子状のポリエステル100%素材で吸水速乾性・UVカット(UPF 40+)の機能を兼ね備えています。
お客様のヘッドサイズ(頭囲)よりも製品のサイズが大きい場合や風の影響を受けやすいシチュエーションでは後ろのプラスチックタブを引きゴムを引き締める事によりサイズ調整が可能です。
Size Guide
※製品の上がりサイズは±1cm程誤差がある場合がございます。予めご了承くださいませ。
実際に被ってご使用いただいておりますと多少広がります。
Basic CapとEnough Hatを被り比べるとEnough Hatの方がやや浅いと感じると思います。
それはEnough Hatは上図のようにブリムの傾斜がなるべく耳に当たらないようにしている為です。
Capは耳元まで深くかぶることが出来ますがHtaだとブリムの傾斜があるのでその分浅目に設定しないといけません。
Collaborateur
Collaborateurではその製品を生産してくださる方たちを紹介しています。
RIDGE MOUNTAIN GEARの帽子類を一手に引き受けていただいているのは株式会社島田さん。
株式会社島田さんは香川県観音寺市豊浜町にあります。
昭和10年に創立。麦わら帽子の製作からスタートし、職人の手仕事による帽子づくりにこだわり続けてきた帽子メーカーさんです。
「帽子」と言っても、その仕様はさまざまです。島田さんでは、CAD-CAM(計算機支援設計)と金型の2つの裁断方法を導入し、商品に適した方法を選んで製作しています。また、この2つの方法で対応できない製品や小ロットの製作では、職人が個別に型を起こして裁断することも。常に帽子と、お客様にとってのベストな方法を選びながら作業を進めていきます。
縫製を担当するのは、当社がこだわり続けてきたメイド・イン・ジャパンの帽子づくりを支える、経験豊富な職人。素材や用途・仕上がりに合わせて伸縮性の異なる本縫いと環縫いを使い分けるなど、常に高いレベルで安定した品質を保てるよう、これまでの経験、そこから得た知識・技術を注ぎ込み、一点一点心を込めて縫製しています。
アパレル(洋服)の縫製では、縫い代1cm〜2cm程度が一般的なのに対し、帽子の縫い代は通常4mm程度。帽子の縫い代はとても小さいため、縫製の際には高い精度が求められます。
しかし、縫い代が小さいということは、それだけ仕上がりのバラつきが軽減できるということ。そのため、帽子製作は手作業ながら個体差が少なく、ほとんど同じ製品を製作することが可能です。
どこにも真似できないレベル・技術・発想で、自分自身が「使いたい」と思う商品を作ることが、島田さんの目標であり、基本理念。また、製品づくりを通じて、これまでひたすら裏方に徹し、日本のものづくりを支えてきた「田舎の職人さん」たちを、どんどん表舞台へ連れ出すことができれば……と。
「日本で考え、日本で作る。そんな「オールメイドインジャパン」の製品を、ここ豊浜町から日本中、世界中に発信していきたいという想いを胸に。技術、知識、経験、心、すべてを惜しみなく注いで、これからも質の高い製品を作り続けてまいります」
そんな職人さんたちによってRIDGE MOUNTAIN GEARの帽子類は作られています。
株式会社島田はメイドインジャパンにこだわり丁寧なものづくり精神による良質な帽子を提供する帽子メーカーです。もともとは家族経営で農作業用の麦わら帽子を製造販売していた会社が始まり。
あるとき現在の経営者、宝田和久が家業を継ぐことになった数年後・・・たまたま四国八十八ヶ所巡りをしていた大阪の帽子屋の某社長がナビを見ながら迷い込んでくる。それをきっかけに農作業用の麦わら帽子事業縮小のなかファッションの世界へ試みる為某社長の帽子会社にて半年間ほど修行。その後 現在の事業形態が始まる・・・
創業時麦わらから始まったこともあり日本国内でも希少な経験と技術、設備などを持ち、さらに現在はフェルトの型入れから布帛生地縫製など幅広く進化しクオリティーの高いメイドインジャパンにこだわるブランドからのオファーが主軸となっている。
島田では何処にもまねできないようなレベルの高い技術、創意工夫、自分自身が使ってみたい商品作りを目標に他にないもの、日本国内はもとより世界の人が欲しいと思う商品を作っていきたい。
今まで裏を支えるイメージの”田舎の職人さん”にもフォーカスを当ててもらえるよう表舞台に出していってあげれたら、と思っています。
そして海と山に囲まれている、のどかな地”うどん県”豊浜町から日本で考え日本で作る、オールメイドインジャパンの製品を世界へ発信していきたいという思いを胸に日々気持ちを込めてクオリティーの高い製品を作り続けてまいります。
株式会社島田
〒769-1603
香川県観音寺市豊浜町和田乙1876-1
https://www.shimada-oem.com/