
トレイルランニングシューズの選び方
トレイルランニングシューズを知る
ロードシューズとの違い


トレイルランニングシューズは、土や砂利、岩、木の根、ぬかるみといった不整地を走ることを考えて作られています。ロード用との違いは、主に次の4点です。
- アウトソール:「ラグ」と呼ばれる突起で地面を捉える。ロード用はラグが浅く、濡れた土や急斜面では滑りやすい。
- プロテクション:石や木の根の突き上げをやわらげる保護層や、つま先の補強がある。
- ホールド:下りや横移動でも足がズレないよう、かかとや甲をしっかり包む。
- 安定性:不規則な地面でも扱いやすいよう、ソールの幅・硬さ・かかとの形を設計。
ただし、専用の靴でなければ走れないわけではありません。乾いて緩やかな、よく整備された短いコースなら、手持ちのロード用で試すこともできます。地面が荒れるほど、トレイル用の必要性が高くなります。
この記事で使う言葉
選び方に入る前に、よく出てくる言葉を整理します。
- アウトソール/ラグ:地面に触れる靴底と、その突起。深いラグは泥や柔らかい土に、低いラグは硬い土や林道に向く。
- ミッドソール/スタックハイト:衝撃を受け止める層と、その厚み(かかと/前足部で示す)。
- ドロップ:かかとと前足部のソールの厚みの差。前後同じものがゼロドロップ。
- ロックプレート:尖った石の突き上げから足裏を守る層。
- トゥガード:つま先を守る補強。
- アッパー:足を包む布。通気重視のメッシュや、補強入りがある。
- ヒールカウンター:かかとの形を保ち、収まりと安定に関わる芯。
自分に合う靴を考える
まず確かめたいのは、足に合うことです。そのうえで、どんな道を、どれくらいの距離や時間をかけて走るのかを考えると、必要な靴の性格が見えてきます。
最初に確かめたいのは、足に合うか

靴選びで、わたしがもっとも大切だと思っているのがフィットです。どれだけ高機能でも、足に合っていなければ、走るうちに痛みや擦れが出ます。
試し履きで見るのは、次の3か所です。
- かかとの収まり:歩いてかかとが大きく浮かず、窮屈な当たりもない。
- 甲のフィット:紐を締めたとき、浮かず、締めすぎてもいない。
- 左右とつま先の余裕:左右の指が強く当たらず、つま先に1cm程度の余裕があるのが望ましい。指が先端に当たると、下りで前へ押しつけられ、爪などを痛めやすいからです。
つま先の余裕だけを求めて大きく選ぶと、靴の中で足が動く可能性があります。前足部は広すぎても力を伝えにくく、タイトすぎても痛みが出る。ラスト(木型)はメーカーやモデルで違うので、「何cm大きく」だけで決めず、実際に履いて確かめます。
そして、靴紐もフィットの一部です。緩いと下りで足が前へ滑り、擦れや爪のトラブルにつながります。締めた状態で少し歩き、足が靴の中で落ち着いているか確かめます。
どこを走るか(路面)





走る地面によって、向いている靴は変わります。
- 舗装路が多い:ラグが深すぎない靴が走りやすい。深いラグは舗装で接地が不安定になりがち。
- グラベル(締まった砂利・林道):低いラグで、ロード用に近い感覚で走れるモデル。
- 整備された土の上:極端に深いラグは不要。低めのラグが引っかかりにくくスムーズ。
- 岩・木の根が多い:グリップに加え、足裏やつま先の保護。
- 泥・ぬかるみ:深く間隔の広いラグが土に食い込む。一方で舗装や硬い林道では走りにくい。
ただし実際は、一つのコースで舗装→林道→土→岩場と路面が混ざります。同じ道でも、乾いているときと、雨で濡れているときでは、足元の条件が変わります。一足ですべてに最適な靴はありません。「走れること」と「走りやすいこと」は別なので、最初の一足は、自分が走る場所でどの条件をもっとも重視するかで選ぶと決めやすくなります。
どれくらいの距離を走るか


距離が長くなると、クッション性や足運びを重視して、厚みのあるミッドソールやロッカー形状が選ばれがちです。ただし、長距離なら厚い靴が必ず良い、とは限りません。不安定なコースでは、ソールが高いと足元を扱いにくく感じることもあります。反対に薄い靴は地面を捉えやすい一方、長時間では突き上げや疲労を感じやすい。距離だけでなく、コースの難しさ、走る速さ、後半の動きも含めて考えます。
靴の機能を、組み合わせて見る
走りやすさは、ドロップやクッションなど一つの数値で決まりません。厚み・硬さ・反発・アウトソール・重量・ホールド・ロッカー・ドロップ・靴底の幅などが組み合わさって、一足の性格ができます。ここでは要素を一つずつ見ます。
クッションとソールの厚み



ソールが厚いと突き上げを感じにくく、長時間でも足裏を守りやすい一方、地面が遠く感じることもあります。ただし、クッションの感じ方は厚みだけでは決まりません。
性格として「反発を感じやすいもの」と「衝撃を穏やかに受け止めるもの」がありますが、きれいに二分されるわけでもない。反発が自分の走りに合わないと落ち着かないこともあり、柔らかすぎると不整地で扱いにくい。
厚い=不安定ではありません。靴底の幅を広げたり、ミッドソールを硬めにしたり、かかとの形を工夫して安定を高めたシューズもあります。厚さだけで判断せず、硬さ・沈み込み・反発・安定感を合わせて見ます。立つ・歩くで、左右に倒れにくいかを確かめます。
ロッカー


ロッカーとは、船底のように反ったソール形状です。着地後の重心移動や足の抜けを助けます。
反り始めと接地位置が合うと、前へ進みやすく感じます。ただし働きは反りの強さだけで決まらず、前足部の硬さやミッドソールの柔らかさ、走る速さでも変わります。誰にでも、どのコースでも楽になる機能ではなく、走り方や路面との相性があります。
ドロップ


ドロップとは、かかとと前足部のソールの厚みの差です。前後同じものがゼロドロップ。
数値だけで、速く走れるか・けがをしにくいかが決まるわけではありません。ただ、慣れたドロップと大きく違うものへ替えると、ふくらはぎやアキレス腱への負担のかかり方が変わります。とくに高いドロップからゼロや低ドロップへ替える場合は、短い距離から少しずつ慣らすと安心です。
アウトソールとグリップ


地面を捉える性能は、ラグの深さやパターンだけでなく、ラバーも関係します。代表は Vibram の Megagrip(乾き・濡れの両方でのグリップと耐久を両立)。LA SPORTIVA の FriXion のように独自ラバーを持つメーカーもあります。ただし同じラバーでも、形や接地面積、靴の曲がり方でグリップ感は変わります。どれだけ高グリップでも、濡れた岩や木の根では滑ります。そもそもですが、足を置く場所を選び、重心を乗せることも必要です。
アッパーとプロテクション
側面の補強トゥガードロックプレート
足を守る作りがどこまで必要かは、走る場所しだいです。ロックプレートは尖った石の突き上げを、トゥガードはつま先のぶつけをやわらげます。薄い靴でも、保護層が入ると足裏の安心感が変わります。一方で保護を増やすほど重く硬くなり、足裏の感覚は伝わりにくくなります。
足を包むアッパーは、通気性・耐久性・軽さ・ホールドを見ます。メッシュは通気がよく軽い反面、擦れに弱い。擦れの多い場所では補強入りが安心ですが、補強を増やすと重くなり、通気も落ちます。
近年はMatryx(ケブラー繊維などを織り込んだ、軽くて摩耗に強い高強度素材)のように、軽さと耐摩耗を両立したアッパーもあります。こうした素材は伸びが少ないので、足に合うかどうかは試し履きで確かめるのが確実です。
防水シューズは必要か


防水が必要かどうかは、走る場面で考える必要があります。
- 向く場面:冷たい雨や雪、濡れた草の中。気温が低い時期は足が冷えにくい。
- 弱点:暑い時期は蒸れやすい。履き口から入った水は抜けにくく、乾きにくい。
長時間のレースや渡渉のあるコースでは、通気・水抜けを優先し、防水シューズを避ける傾向にあると思います。わたし自身は、冬の寒い時期の短い練習や、雪のレースでないかぎり、防水シューズを選ぶことはありません。
使いながら、見直す
買い替えのタイミング



寿命は、走る路面や頻度、体重、走り方、保管状態で大きく変わります。距離だけでは決めにくいので、状態と感覚を合わせて判断します。
- アウトソール:ラグの摩耗、左右での減り方の差。
- アッパー:破れ、縫い目のほつれ。
- ソール:剥離、ミッドソールの反発低下、左右の潰れや傾き。
以前より足裏への衝撃や疲れを強く感じる、これまでなかった痛みが出る、というのも劣化のサインです。ラグが残っていても、ミッドソールやラバーが劣化していることはあります。
靴だけですべてが決まるわけではない


靴を替えて走りやすさが変わることはあります。ただ、足を置く・体を支える・下りで重心を運ぶことは、走る経験のなかで少しずつ身につきます。同じ靴でも、走力や体の使い方が変わると感じ方は変わる。
靴で全部を解決しようとせず、今の自分と走りたい場所に合うものを選び、変わったら見直す。その繰り返しのなかで、自分に合う一足が見つかっていきます。店頭でも、足の形だけでなく、走りたい場所や距離、これまでの一足を聞きながら、一緒に考えています。
自分に合う一足を選ぶ
走り方・楽しみ方で選ぶ
どんな道を、どんなふうに走りたいか。ここでは、重視することを5つの楽しみ方に分けて、靴を考えます。初めてか経験豊富か、レースに出るかどうかにかかわらず、自分が楽しみたい走り方から見てください。
同じシューズが、複数の楽しみ方に合うこともあります。薄いソールと厚いソールを、走力の上下で分けるものでもありません。走る場所や時間、好みの履き心地と合わせて考えます。
いろいろなトレイルを楽しむ
里山や林道、整備されたトレイルなど、いろいろな道を楽しむなら、汎用性と安定感、扱いやすさを見ます。舗装路から山道へ入る場面も含めて、自分が走りたい道で足を運びやすいか。初めての一足にも、経験を重ねた人の一足にも、この視点で選べます。
代表的なモデル:AGILITY PEAK 6/LONE PEAK 9+/TERRAVENTURE 5/TERREX AGRAVIC 4
長距離を走り続ける
長い時間を動き続けるなら、クッションと快適性に加え、後半まで足を運び続けやすいかを考えます。ただし、厚いソールや強い反発だけで選ばず、疲れた下りでも足元を扱いやすいか、足の収まりが合うかも確かめたいところです。
代表的なモデル:M1/H1/ULTRAVENTURE 5
軽快にスピードを楽しむ
走れる道でテンポを上げたり、短いトレイルを軽快に駆けたりするなら、軽さ、反応の良さ、足さばきを見ます。レースで順位を狙う人だけの選び方ではありません。反発が自分の走りに合うか、曲がる場面や下りでも足を置きやすいかを合わせて考えます。
代表的なモデル:TERREX AGRAVIC SL/MTL LONG SKY 2 MATRYX
テクニカルな道を楽しむ
岩や木の根が多く、一歩ごとに足の置き場が変わる道では、接地の正確さとホールド、安定性が大切になります。グリップだけでなく、靴の中で足がずれにくいか、置きたい場所に足を置けるか。足裏の保護と地面の感覚の残り方も見ます。
自然な接地感を楽しむ
足裏で地面を感じたり、足を自由に動かしたりすることを楽しみたいなら、ソールの薄さや柔軟性、指の動かしやすさを見ます。速い・遅いとは別の軸です。地面との距離が近い感覚を楽しみながら、自分が動く時間や路面に対して、足裏の保護が足りるかも考えます。
代表的なモデル:LONE PEAK 9+/KING MT 2
シューズマップ
ソールの厚みと走る路面から、当店のトレイルシューズを見渡します。写真・商品名からモデル紹介へ移動できます。厚みは当店の分類で、走力の上下を示すものではありません。
厚み整った路面変化のある路面テクニカルな路面
厚め
変化のある路面
テクニカルな路面
中間
変化のある路面
薄め
整った路面
モデル別に見る
整った路面を走る
TERREX AGRAVIC LT(adidas)
舗装路から山へつなぐルートや、走れる林道を軽快に楽しみたい人への一足です。軽量なLightstrike 3.0を使い、テンポよく足を運ぶことを意識した構成になっています。
アウトソールはContinentalラバー。通気性に配慮したメッシュアッパーにステッチを加え、軽さだけでなく耐久性も補っています。軽快さと価格のバランスから、初めてのトレイル用としても検討できます。
マップに戻るTIMP 6(ALTRA)
クッションとグリップを備え、長い時間トレイルを走ったり歩いたりしたい人への一足です。30mmのAltra EGO MAXとゼロドロップを組み合わせた構成になっています。
アウトソールはVibram Megagrip。柔らかなメッシュに必要な補強を加え、前足部の余裕と中足部のホールドの両立を意識しています。足裏のクッションだけでなく、足入れやかかとの収まりも比較したいモデルです。
マップに戻るPROMORPH(MERRELL)
舗装路を走って山へ向かい、そのままトレイルへ入るような使い方を考えたモデルです。ロードと山道を一つのルートでつなぎ、路面ごとに靴を替えずに走りたい人の候補です。
FLOATPRO+ミッドソールにVibram XS TREK EVOを採用。2.5mmの浅めのラグで、舗装路とアウトドアの両方に対応します。通気性のある多層メッシュと、中足部を支えるパネルを組み合わせています。
マップに戻るOLYMPUS 7(ALTRA)
厚めのクッションと、足指を動かせる前足部のゆとりを求める人への一足です。33mmのAltra EGO MAXとゼロドロップを組み合わせ、長時間のトレイルランニングやハイキングを想定しています。
Vibram MegagripとTractionLugでグリップを確保。前世代からフォームを軽く柔らかくし、タンや履き口のクッションも見直しています。足裏だけでなく、甲やかかとの当たり方も確かめたいモデルです。
マップに戻るOLYMPUS 275 HILO(ALTRA)
厚いクッションを備えたOLYMPUS 275をベースに、足首まわりまで覆う形にしたモデルです。走るだけでなくハイキングも含めて、長い時間を山で動く使い方を想定しています。
33mmのAltra EGO MAX、ゼロドロップ、Vibram Megagripを採用。耐久性を重視したMATRYXアッパーと、小石などの侵入を抑えるスクリースリーブが特徴です。ローカットとは違う足首まわりの収まりを確かめます。
マップに戻るH1(Mount to Coast)
舗装路、グラベル、穏やかなトレイルをつなぎ、長く走る使い方を考えたモデルです。反発を重視したCircleCELLミッドソールに、2mmラグのVersaGripアウトソールを組み合わせています。
前足部と中足部を別々に締められるTUNEDFITが特徴。通気性のあるメッシュとアラミド繊維の補強で、軽さと保護も意識しています。深いラグよりも、路面の切り替わりに対応する一足を求める人の候補です。
マップに戻るAltamesa 500 V2(THE NORTH FACE)
厚みのあるクッションと反発を求め、トレイルを長く走りたい人への一足です。DREAMフォームのミッドソールにロッカー形状を組み合わせ、足運びを支える構成になっています。
ソール外周のフレア形状で安定性を補い、薄手のメッシュとTPUで通気性と強度を確保。SurfaceCTRLラバーと4mmラグを備えます。ソールの厚さだけでなく、転がり方や足の収まりも確かめたいモデルです。
マップに戻るULTRAVENTURE 5(Topo Athletic)
トレイルだけでなく、グラベルや舗装路も含むルートを長く走りたい人への一足です。35mm/30mmの厚みと5mmドロップを持ち、改良したZipFoamでクッションと反発を両立する構成です。
Vibram XS Trekのラグ配置は、路面が切り替わる使い方を想定。足先を広げられるトゥボックスと、耐久性を高めたメッシュも特徴です。厚めのクッションと前足部のゆとりを求める人の候補です。
マップに戻る変化のある路面を走る
TERRAVENTURE 4 WP(Topo Athletic)
雨や濡れた草など、水が靴の中へ入るのを抑えたい場面のための防水モデルです。eVentのブーティ構造に、25mm/22mmのクッションと3mmドロップを組み合わせています。
アウトソールはVibram Megagrip。前足部のロックプレートで、石などの突き上げから足裏を守ります。薄めのソールで地面との近さも残したい人の候補。防水が必要かは、気温や水に入る可能性と合わせて考えます。
マップに戻るTERRAVENTURE 5(Topo Athletic)
地面を感じながら足を運び、足裏の保護も確保したい人への一足です。前足部には指を広げる余地を残し、中足部からかかとは絞ったフィット。3mmの低めのドロップを採用しています。
柔軟なロックプレートとVibram Megagripで、保護とグリップを補います。吸水しにくいFKTインソールや、アッパー下部の補強も特徴。接地感を残しながら、石や木の根が混ざる道を楽しみたい人の候補です。
マップに戻るTERREX AGRAVIC 4 Trail Running(adidas)
林道や里山、舗装路と山道が混ざるコースなど、いろいろなトレイルに取り入れやすいモデルです。軽快さ、クッション、グリップ、耐久性のバランスを重視しています。
LightstrikeミッドソールにContinentalラバーを組み合わせた構成。練習からトレイルを楽しむ一足として、極端な軽さや厚さよりも、幅広い場面での扱いやすさを求める人の候補です。
マップに戻るTERREX AGRAVIC SL Trail Running(adidas)
走れる林道やトレイルで、テンポを上げて楽しみたい人への一足です。ミッドソールに反発性を重視したLIGHTSTRIKE PROを採用し、クッションと次の一歩への移行を支えます。
Continentalラバーに3.5mmと4mmのラグを組み合わせ、変化のある路面へ対応。メッシュとTPU補強でホールドも確保しています。練習で距離を重ねながら、ペースを意識した走りにも使いたい人の候補です。
マップに戻るProdigio 2(LA SPORTIVA)
走りやすいトレイルから長いレースまで、幅広い使い方を考えたい人への一足です。窒素を注入したXFlowミッドソールが、クッションと反発の両方を担っています。
FriXion Redのアウトソールに、通気性のあるメッシュアッパーを組み合わせた構成。足全体を包むフィットも意識しています。軽快さだけ、保護だけに寄せず、路面が変わるコースでの使いやすさを求める人の候補です。
マップに戻るAGILITY PEAK 6(MERRELL)
クッションと足裏の保護を備え、起伏のあるトレイルを継続して動きたい人への一足です。FloatProフォームにFLEXconnectを組み合わせ、衝撃を受け止めながら地形へ対応する構成になっています。
軽量なアンダーフットシールドで足裏を保護し、Vibram Megagripとトラクションラグで路面を捉えます。薄さや接地感だけでなく、クッション、グリップ、保護をまとめて求める人の候補です。
レディース(OPULENT)/レディース(45周年カラー)/メンズ(45周年カラー)/レディース(セールカラー)/メンズ(セールカラー)
マップに戻るMTL SpeedARC Peak BLACK(MERRELL)
反発と推進力を使い、トレイルでペースを意識して走りたい人へのモデルです。SpeedARCは2種類のフォームの間に、フォーク形状のカーボンプレートを組み合わせたミッドソール構造です。
MATRYXとKevlarを使ったアッパーに、Vibram Megagrip Eliteのアウトソールを採用。軽さだけでなく、ホールドとグリップも重視しています。プレートの硬さや反発が、自分の動きに合うかを確かめたい一足です。
マップに戻るMTN RACER 4(Topo Athletic)
クッションを確保しながら、路面が変化するトレイルでのグリップとホールドを求める人への一足です。ヒール33mm、つま先28mmの5mmドロップで、練習とレースの両方を想定しています。
Vibram Megagripのアウトソールに、テクニカルな地形での使用を考えたアッパーを組み合わせています。水の排出を速めるFKTインソールも特徴。足裏への衝撃を和らげつつ、荒れた道も走りたい人の候補です。
マップに戻るMTL ADAPT MATRYX(MERRELL)
長い距離を、安定感と動き続けやすさを重視して走りたい人への一足です。厚みのあるFLOATPRO+ミッドソールは、クッションを確保しながら、沈み込みすぎないバランスを狙っています。
薄く軽量で伸びを抑えたMATRYXアッパーが足を保持。Vibram Megagripに4mmラグを組み合わせ、トレイルから締まった林道まで対応します。強く蹴り出すより、重心移動に沿って進む履き心地を求める人の候補です。
マップに戻るM1(Mount to Coast)
登り下りと路面の変化が続く、長距離の山岳トレイルを想定したモデルです。38mm/34mmのクッションと4mmドロップで、長い時間にわたる安定性、推進力、耐久性を重視しています。
ミッドソールにはJETCELLを採用。広いベースと高めのサイドウォールで着地を支え、長時間で変わる足の状態に対応するフィット調整も意識した構成です。距離を重ねても足元を扱いやすいか、履いて確かめたい一足です。
マップに戻るテクニカルな路面を走る
KING MT 2(ALTRA)
地面との近さを残しながら、岩やぬかるみ、急な登り下りで足元を細かく扱いたい人への一足です。19mmの低いスタックとゼロドロップに、足裏を保護するStoneGuardを組み合わせています。
6mmの深いラグを持つVibram Megagrip Litebaseと、前足部のストラップが特徴です。土や泥を捉えるグリップとホールドを重視。厚いクッションに頼るより、自分で接地を選ぶ感覚を楽しみたい人の候補です。
マップに戻るBUSHIDO Ⅲ(LA SPORTIVA)
岩や木の根のある道で、置きたい場所に足を置き、足元を細かく扱いたい人への一足です。足と靴の一体感を重視した、ショートからミドルの山岳ランニング向けのモデルです。
土踏まずを支えるフレームと、低ボリュームのソール構造で安定性を補います。アウトソールはFriXion Red。隙間を抑えたフィットが特徴なので、足幅や甲の収まりを実際に履いて確かめたい一足です。
マップに戻るMTL LONG SKY 2 MATRYX(MERRELL)
薄めのソールで接地感を残し、軽快な足運びを楽しみたい人への一足です。MTL LONG SKY 2のソールユニットに、耐久性を重視したMATRYXアッパーを組み合わせています。
ヒール23.5mm、つま先19.5mmの4mmドロップに、5mmのラグを備えています。厚いクッションよりも地面との近さを求めつつ、荒れた路面でアッパーの強度も欲しい人の候補。必要な保護量は足の慣れと合わせて考えます。
レディース(45周年カラー)/メンズ(45周年カラー)/レディース(セールカラー)/メンズ(セールカラー)
マップに戻るAkasha II(LA SPORTIVA)
起伏や路面の変化が続くコースを、長く動き続けたい人への一足です。クッションに加え、足の動きへ追従するアッパーの補強で、ホールドと耐久性を重視しています。
FriXion Redのアウトソールとトレイルロッカーを組み合わせ、登り下りでの足運びを支える構成です。長時間の使用を考えたゆとりのある足型も特徴。足幅や甲の高さに合うか、締めたときの収まりを確かめます。
マップに戻るT1(Mount to Coast)
長い距離の山岳トレイルで、軽さと足元の操作性を求める人への一足です。LightCELLミッドソールに、前足部と中足部を別々に調整できるTUNEDFITを組み合わせています。
Vibram Megagrip、Litebase、4mmラグを採用し、アッパーはアラミド繊維で補強。路面が切り替わるコースや長い下りで、クッションだけでなくホールドとグリップも重視したい人の候補です。
マップに戻るよくある質問
ロードランニングシューズで代用できますか?
乾いて緩やかな、よく整備された短いコースなら試せます。ただし濡れた斜面や岩、木の根が増えるほど、トレイル用の必要性が高くなります。滑りやすい場所では歩くことも大切です。
サイズはどう選べばいいですか?
つま先が当たらず、下りでも押しつけられない余裕を。ただ大きすぎると足が動くので、かかと・甲の収まりも合わせて確認します。ラストはメーカー・モデルで違うので、「何cm大きく」だけで決めず、試し履きで確かめます。
ドロップは気にした方がいいですか?
数値だけで良し悪しは決まりません。ただ、これまでと大きく違うドロップへ替えると負担のかかり方が変わります。とくに高いドロップからゼロや低ドロップへ替える場合は、短い距離から慣らすと安心です。
クッションは厚いほどいいですか?
厚いほどよいものではありません。路面によっては厚いと扱いにくいことも。硬さ・沈み込み・反発・ロッカーで履き心地が変わるので、安定感とコースとの相性で選びます。
防水シューズは必要ですか?
冷たい雨や雪、濡れた草では役立ちます。一方で暑い時期は蒸れ、入った水は抜けにくい。気温・行動時間・路面・水に入る可能性で選びます。
何kmで買い替えればいいですか?
シューズで寿命が大きく違うので、距離だけでは決められません。ラグの摩耗、アッパーの破れ、ソールの剥離、ミッドソールの潰れや左右差、走った感覚の変化で判断します。
まとめ。店頭で試すのが最善

履いて、歩いて、相談する
この記事で整理できるのは、走る路面や距離、楽しみ方と、そのとき靴のどこを見るかまでです。サイズは履かなければ分かりませんし、足幅やかかとの収まりは人によって違います。同じ人でも、走るコースや距離、ペースが変われば、合う靴も変わります。
靴ごとに向いた使い方はあっても、足に合わなければその良さを生かせません。走っているうちに靴の中で足がずれたり、下りでつま先が当たったりしないか。山を走るための道具だからこそ、店頭で実際に履いて、歩いて、確かめることが大切だと思っています。
走りたい道や距離、これまで履いてきた靴と気になっていることを聞きながら、足幅やかかとの収まりを一緒に見て選びます。気になるモデルがあれば、履き比べに来てください。


OLYMPUS 7
OLYMPUS 275 HILO
H1
Altamesa 500 V2
ULTRAVENTURE 5
MTL ADAPT MATRYX
M1
TIMP 6
PROMORPH
TERREX AGRAVIC 4 Trail Running
TERREX AGRAVIC SL Trail Running
Prodigio 2
AGILITY PEAK 6
MTL SpeedARC Peak BLACK
MTN RACER 4
Akasha II
T1
TERREX AGRAVIC LT
LONE PEAK 9+
TERRAVENTURE 4 WP
TERRAVENTURE 5
KING MT 2
BUSHIDO Ⅲ
MTL LONG SKY 2 MATRYX